「天井が高くない!」を活かすリフォーム
前回のブログテーマにつづき、今回は、
天井高が高くないお家のリフォームについてお話しします。
まず、大前提として天井が高くない事には大きなメリットがあります。
それは、空間が狭い分、冷暖房効率が良いという事です。
さらに、前回お話したコルビジェも提唱していますように、
人体にフィットした天井高には安心感を与える効果がある様です。
逆に、床座が基本の和室、寝室やトイレなどで
「天井が高すぎて落ち着かない」と感じた事がある方も多いのではないでしょうか。
さて、表題の「天井が高くない」を活かすリフォームですが、
以下の2つをお勧めいたします。
- 天井までの扉
- 天井までの造作家具
天井まであるドアはフルハイドアと呼ばれています。
冒頭のサンワカンパニーさんの写真にあるように
空間をモダンでスッキリさせますので近年人気上昇中です。
しかし、これを天井高があるお家で実現するとしたら、
扉の高さ分コストもUPしますし、開閉も少々重たくなり、
場合によっては圧迫感がでてしまう事もあります。
(個人的には、取っ手の位置が低くなりバランスも気になります。)
(ちょっとあたまでっかちな感じがするのは私だけ??)
天井までの造作家具についてですが、
天井まで造作家具をピッタリつける事により、
地震による転倒の心配もなくなり、収納力もアップします。
しかし天井高があるお家でこれをやると結構圧迫感があります。
また、キッチンの吊戸棚等で良くある事ですが、高すぎる位置の収納は、
取りづらいという理由で、あまり活用されていない場合があります。
この様に視点を変えると、天井高が高くないは
結構プラスに考える事ができますね。
天山工務店では、この様にお住まいの良い所を
更に活かすリフォームをご提案させていただきます!