おすすめの展示「ヘザウィック・スタジオ展」
今日も頑張ろう!佐川です。
先週の金曜日から始まった展示を見に行ってきました。
トーマスヘザウィックさんの建築をのぞける展示です。ヘザウィックさんは私が夜間建築学校を始めるときに私に建築のワクワクさを与えてくださった方です。
なので、興味はありましたがちゃんとは知らなかったんです。一度、気になって佐藤オオキさんの「ネンドのオンド」という本で、見てたらヘザウィックさんはプロダクト出身だということで、
親近感がわいた感じでした。そのあと、学校始まった時、ちょうどトーマスヘザウィックさんの事務所で働いてる方のお話を聞けたりしてて、素材から考えるということで新しい建築を作ってるということが知りました。当時は何も分からなかったので、ただただ、面白い建築というイメージでした。そんな中、今回、トーマスヘザウィックさんの設計による西麻布ヒルズが建つということで、このような展示を日本で見ることができ早速見に行くことにしました。
やはり、面白いプロダクトがお出迎え!
プロトタイプも見ることができます。
スケッチもかっこいい!!
これは、西麻布ヒルズのスケッチのようですね!
これは模型ですかね
この最後のものはすごかったです。私は新築工事かと思いきや改修工事だったんです。安く、でも、入りたくなるような空間を作るために元々ある工場を切り抜いただけのものだったんです。
最後のエリアでは実際にヘザウィックさんがデザインした椅子に座りながらTEDを見ることができました。
建築で出来る事って何だろう?って考える機会でした。最初形や作られたもので見て最後にTEDでヘザウィックさんが建築に表情を与えて愛される建築、40年で取り壊される建築ではなく、100年先にも残したくなる建築を作ろう!って話していました。もちろん、技術もすごいけど、まずはどうありたいかというアイデアからすべては始まったのです。最初、デザインを学ぶと最初に教えられるものは「問題解決の力」です。それは、建築でも解決できるんだというヘザウィックさんの展示は私にもう一度心を踊らされる何かを作ってくださりました。今の現状の問題を見つけ解決する、そこにはデザインというユーモアな形を加えて体験ができる空間、それがヘザウィックさんの建築だと思います。とても愛が溢れた展示でした。