お隣さんの声、漏れてきませんか?
さて、集合住宅にお住まいの皆様お隣さんの声が良く聞こえたりすることありますよね?そうした音に対して大田区で改修工事途中の現場からみた構造の一部をご紹介!
この写真は壁の骨組みです。シルバーに光っている骨組みの向こうはお隣さんです。所帯が違うんです。この壁のことを【界壁】と言います。一番最初に立てていきます。なぜ最初なんでしょう?
そしてこの骨組みの間にグラスウール(断熱材)を入れていきます。(写真を撮り忘れたので拝借しております(*_*))
このように床から天井までびっしりと隙間なく詰めていきます。このグラスウールはなんと断熱効果だけでなく吸音効果もあるんです。そして一枚目の石膏ボードを貼っていきます。
ここに遮音シートをまた隙間なく貼って2枚目の石膏ボードを貼って界壁の完成です。
この写真はまだ完成ではありませんが2枚目の貼り途中の石膏ボード後ろの黒いシートが遮音シートです。ゴム繊維でできたシートです。
さてなぜこの界壁を最初にやるのでしょうか?実はこれから作る天井や床には点検するためや配線、配管等がある関係上少し隙間があるんです。その隙間から音が抜けるように聞こえるんです。なので一番最初に各世帯ごとにしっかりと界壁(仕切り)を作ることによってその隙間にもちゃーんと仕切りができるのです。…なるほどなるほど(^-^)
もちろんこの界壁には穴を空けないようにし壁紙等を貼って仕上げていきます。この界壁の工程は天山工務店だけでなく他の工務店さんなども同じようにやっているはずですよ!
少しでもお役に立てたでしょうか?こういったしくみを少しでも知っているといつかは……
そういえばブログの担当者の写真が私に変わりましたwww
今後共みなさまにお役に立てる情報や弊社の紹介等を更新していきますので天山工務店世田谷営業所のブログを宜しくお願いします。 ケンタロー