くらしのあかりを選ぶ:グレアレスライト
天山工務店スタッフ後田です。
前回の記事にでお伝えしたグレアレスについて、もう少しお話しします。
海外では照明を消してキャンドルを灯したり
光量をかなり落としたあかりが心地よいあかりとされています。
これには、周囲のあかりに順応する目の特性が関係しています。
暗闇での猫の目をみると、瞳がおおきく開いていますね。
これは光をしっかり取り入れて周囲をよく見ようとする目の働きです。
逆に、明るい場所にでると、眩しくないよう細い目になります。
メラニンが少なく、明るさに感度が高い青い目の外国の人は
光に敏感に反応するその力が強いのですね。
外国の人が良くサングラスをよくかけているのは、お洒落だけではなく、
メラニン色素が少ないため眩しさを感じやすい為なのですね。
逆に日本人の目は、虹彩内のメラニン量が多く、青い目より眩しさを感じにくい瞳です。
例えるならば、生まれながらにサングラスをかけている様なものですね。
さて、前回ご紹介した照明計画では、キッチンの手元を照らす
ダウンライトが眩しいので取って欲しいというご要望がありました。
しかし、キッチンの手元を照らすライトは必要ですので、
位置調整をしつつ、作業野だけを集中的に照らす、
グレアレスのダウンライトをご提案いたしました。
こちらのグレアレスダウンライトは光源の位置やレンズを、
光が直接目に入らない様に考えて作られているダウンライトです。
普通のダウンライトより、光量はやや劣りますが、必要な場所のみを集中して照らし、
グレアレス(眩しくない)で雰囲気のあるあかりをつくる事ができます。
施主様にも、グレアレスライトで「眩しくなくなった」と喜んで頂きました。
今回グレアレスライトのご紹介をいたしましたが、
他にも方向をかえられるユニバーサルライト 、
壁に光のシャワーを当て周囲を明るく照らすウォールウォッシャーライト 等々、
ダウンライトにも様々な物がございます。
天山工務店では、確かな知識と経験を元にお客様のご要望、
ご相談にあわせ、 最適なあかりをご提案させて頂きます。