まだ間に合う助成金?!内窓LOW-Eガラスの選び方
天山工務店スタッフの後田です。
今年も残り3か月となってまいりましたが、引き続き内窓設置のご要望を多くいただいております。
国の補助金ですが、10月3日の時点で申請率36%。
断定はできませんが、去年と比較してもまだまだ間に合いそうな雰囲気です!
詳しくはこちら先進的窓リノベ2024事業
先進的窓リノベが適用される内窓は、一定レベル以上の断熱効果を求められるため、
助成金申請をされる方にはLOW-E複層ガラス以上の商品をお勧めしております。
ちなみに、LOW-Eガラスとは、「Low Emissivity Glass」の略で、
熱を反射する特殊なコーティングが施されたガラスのことを指します。
このコーティングの断熱効果によって、外の気温の影響を最小限にとどめる事が可能になり、
冬は暖かさを保ち、夏は暑さを和らげる快適な室内環境を作る事ができます。
LOW-E複層ガラスには遮熱タイプと断熱タイプがあり、迷われるお客様も多いですが、
都内近郊の住宅の場合、南向き以外の窓には高遮熱のLOW-Eガラスをお勧めしています。
図のように遮熱タイプのLOW-Eガラスは、夏の暑い日差しを遮ることに優れており、
太陽からの赤外線を反射し、室内の温度上昇を抑える効果があります。
そのため、夏場の冷房効率を高め、部屋が暑くなりにくいというメリットがあります。
では、何故、南側の窓は遮熱タイプを選ばないのでしょうか?
驚くかもしれませんが、夏の太陽は空の高い位置を通るため、庇があれば直射日光は殆ど入りません。
ですので、南側の窓には、夏の遮熱よりも冬の日射取得を意識したガラスを選びます。
断熱タイプのLOW-Eガラスは、冬場の暖房効率を高めることが得意ですので、
日射取得が良い南向きの窓に断熱タイプを使用することで、冬でも室内が暖かく保たれ、
エネルギー効率を向上させるメリットがあるのです。
もし、南側の窓に庇が無い場合は、後付けできる庇や、アウトシェードの設置をおすすめいたします。
これらの工夫により、日差しを効果的に遮り、夏の暑さを和らげることができます。
特に最近では、オシャレで機能的なシェードやブラインドが多く登場しています♪
一言に内窓設置と言っても、地域、方角、周囲の環境、築年数、お部屋の用途etc… 様々に条件が違います。
天山工務店では、お住まいになる方のご希望等に寄り添い、最適なご提案をさせて頂きます!
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