BLOG

建築建材展レポート ~造作洗面台の可能性~

こんにちは、天山工務店の後田です。

先日、東京ビッグサイトで開催された「建築建材展」に行ってきました。
新しい建材との出会いは、ご提案の幅を広げるためにも大切なこと。
時間と体力が許す限り、こういった展示会には足を運ぶようにしています。

今回は、特に造作洗面台に関連する建材が目を引きました。
いくつか印象に残ったものをご紹介します!

【ステンレス製の洗面ボウル(カナエテ株式会社)】

ステンレスの洗面ボウルは、陶器に比べて薄くシャープなデザインが特徴。クールで洗練された水回り空間をつくるのに適しています。 特に、奥行16cmというコンパクトなモデルがあり、薄型のため手も洗いやすそう。トイレの手洗いスペースにもぴったりだと感じました。

【デザイン性豊かな陶器ボウル(株式会社日本セラティ)】

さまざまなデザインの陶器ボウルが揃っていました。美しい焼き物の色彩や絵付け、さらにはモザイクを組み合わせたものまで! 造作洗面台をオリジナルデザインでつくる際に、個性を表現できるアイテムとして魅力的です。

【カラーバリエーション豊富な水栓(KOHLER)】

KOHLERは、アメリカではTOTOのような存在だそうですが、デザイン性が抜群。水栓だけでこんなに多彩なカラーバリエーションがあるとは驚きました。 納品には、日本に在庫があれば3か月、なければさらに2~3か月かかるそうですが、特別な洗面空間を演出するには価値のある選択肢だと思います。

【釉薬が美しいタイル(TILEPARK)】

以前、こちらのタイルをトイレに施工したことがありますが、本当に釉薬の発色が美しい! エメラルドグリーンや紫陽花のような繊細なパープルなど、まるで夢のような空間をつくり出せます。いつか造作洗面台にも取り入れたいですね。

【ブラックの吸気口(バクマ工業株式会社)】

換気口や吸気口は地味な存在ですが、意外と目立つもの。お部屋の雰囲気に合わせて、パステルカラーならパステル系、モノトーンの空間にはグレーやブラックを選びたいですね。

【複合フローリングにも使える塗料(オスモ&エーデル株式会社)】

無垢フローリングの仕上げ塗料として有名なオスモが、ついにフローリング材そのものを提供開始! 突板(表面のみ本物の木で、コストを抑えた建材)にも使える塗料で、しっかりとした保護力があると実演を通して実感しました。 さらに、木のフローリング生活を快適にするための洗剤や簡単ワックスなどもあり、メンテナンスのしやすさが魅力です。

【炭素繊維+ポリプロピレンの面材(三井化学株式会社)】

このブースを見た瞬間、その素材の格好良さに一目惚れしました。 軽量かつ硬質で、耐水・耐薬品性も備えています。ただし、耐熱性は110度が限界のため、キッチンには不向き。 しかし、玄関収納やキッチン裏のカウンターに使えば、スタイリッシュな空間を演出できそうです。

【ガラス繊維+ポリエステル繊維のルーバー(三軸織物)】

ガラス繊維は不燃性、ポリエステルは成形しやすいという特性を活かしたルーバー。 天井や間仕切りに使うと、モダンな空間をつくれるのではないかと感じました。


このように、展示会では新しい素材やデザインの可能性をたくさん発見できます。今回紹介した建材のいくつかは、今後のご提案に活かしていきたいと思います。


■ご相談・お問い合わせは…

天山工務店 大田営業所 03-6421-8588 まで。

大田区のリフォーム、新築のことで何かお困りでしたら

天山工務店へぜひお問合せください!

ホームページ     

Instagram

YouTube