高齢者の住まいの照明について
天山工務店スタッフの後田です。
高齢者向けシリーズの締めくくりとして、照明についてお伝えします。
高齢者は明るさを感じる能力が低下しているため、
明るさが不足すると視力に負担がかかり、転倒や事故のリスクが高まります。
十分な明るさを確保するためにも、照明器具の数を増やしたり、
明るさの調節ができる照明器具を採用することが大切です。
(PanasonicさんのLGC61121 調光可で1.3倍の明るさ)
また、光の反射に敏感になっているため、反射防止処理が施された器具や、
目隠しできる器具を選ぶことが望ましいです。
照明器具の位置も適切に設定することが必要であり、
床や壁に光が反射しないように注意しましょう。
さらに、色温度も高齢者の目に合ったものを選び、
暖色系の照明器具を使うとリラックス効果もあるため、適した照明と言えます。
これらの点に留意して、高齢者の住まいの照明環境を整えることで、
安全かつ快適な生活をサポートすることができます。