ユニバーサルデザイン=みんなが幸せになるデザイン
天山スタッフの後田です。
昨年末、LIXILさん主催の体験型セミナーで、高齢者向けの住宅について勉強してきました。
セミナーでは、高齢者の方が住宅で快適に暮らすためには、
①安全性と②介助性の二つがとても重要だという事を教わりました。
①の安全性を確保する為に、高齢者になっても長く自立した生活が送れる様に、
転倒やケガを防止する工夫された床や手すりなどの設備が整っていることです。
②の介助性とは、高齢者の方が介護状態になった時に、
家族や介護者がサポートしやすい空間や設備が整っていることです。
特に、高齢者の方が住宅で困ることが多いのが、トイレと浴室です。
これらの場所は、水や湿気が多く、滑りやすく、狭く、危険や不便がいっぱいです。
①安全性と②介助性がある住まいづくりの為には、
ユニバーサルデザインという考え方が重要になります。
ユニバーサルデザインとは、年齢や体力に関係なく、誰もが使いやすいデザインのことです。
例えば、トイレでは、便座の高さや形、手すりの位置や形、
洗浄機能や暖房機能などが工夫されています。
浴室では、床や壁の材質や色、浴槽の形や深さ、シャワーの種類や位置、
ドアの開閉方法などが工夫されています。
今回のセミナーでは、これらのポイントを座学で学んだ後、
ショールームで実際に高齢者の方の気持ちや体感を体験してみました。
長くなるので、次回に続きます。